私たちが生きているという事は
私たちの体を構成している60兆~80兆個の細胞が働いているという事
細胞が働くためにはATP(簡単に言うとエネルギー)が必要で
ATPを細胞内で作るには酸素が必要です
私たちは生きていくために
1分間におよそ250mlの酸素を必要としています
身体の中に蓄えられる酸素は
1000ml程度
そのため、数分間息が止まると
私たちの体は死に傾きます
また、食べ物として取り込んだブドウ糖は
完全燃焼すると二酸化炭素と水になります
私たちの体は
1分間に200mlの二酸化炭素が合成されます
この二酸化炭素が水と反応してできる炭酸は
強酸性の塩酸に換算して約10mlに相当します
そのため、私たちが息を止めると、
血液は酸性に傾きます
以上の原理が内蔵されている私たちは、 一生を通じて 呼吸を休むことはできないのです